1-34 pracchardanavidhāraṇābhyāṁ vā prāṇasya
प्रच्छर्दनविधारणाभ्यां वा प्राणस्य॥३४॥
呼気と止息とで気の方からでも
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吐く息、プラーナの吐き出す動きと息を止め保持する動き、このような気づきを伴う調気からでも心は清澄になる。
プラーナ(生命力、気)の制御の効用を、心の安定のための二つ目の方法として挙げている。
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感情、心の様子に変化が生まれた瞬間、自分の呼吸はどのようになっているのか気づくようにするとパターンがあることが分かります。
深いゆったりとした呼吸をしながら怒ったり焦ったりすることは寧ろ難しいと思います。
特に吐く息は長くしてみましょう。心のモヤモヤを外に追い出すような気持ちで。
イライラや妬み、不安や苦しい心が現れたときは5分で良いので、まずゆったりした呼吸をしてみます。
ヨーガスートラの中の上記の呼吸は健康状態により指導が必要ですので、まずはゆったりと深呼吸をしましょう。
早い呼吸、浅い呼吸になっている方は三秒から四秒くらいを目安に吐いて(だいたいで大丈夫)自然と入ってくる酸素を身体中に流しているようなイメージをしましょう。