1-36 viśokā vā jyotiṣmatī
विशोका वा ज्योतिष्मती॥३६॥
まさしくその憂いのない光に満ちても
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四つめの方法です。憂いなき光の効用が記されています。
ハートの空間、心の源泉に瞑想。発光をおびた感覚的な現象が現れることがあれば意を不動にする。もしくはその存在に思いを凝らす。
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憂いのない光に瞑想するというのは少し困難に感じるかもしれません。
何かに集中しているとき心から浮かんでくる心配、考え事、悩みを手放すようにしていくと、心は「ラジャス rajas 激質」から「サットヴァ sattva 純質」に向かいます。
心の汚れを少しずつ掃除するように、苦しみを取り去っていくように、もしくは離れていくことに安心できれば手放します。
その過程で、今まで覚知していなかった憂いのない光との出逢いがあるでしょう。