
「仕事を辞めずにRYT200を学びたい」
「平日は仕事があるけれど、200時間のteacher trainingを続けられる?」
「まとまった休みがあまり取れなくても大丈夫?」
RYT200を検討している社会人にとって、資格そのものより先に気になるのが200時間の学習を仕事と両立できるかではないでしょうか。
結論からいうと、
働きながらRYT200を学ぶことは可能です。
ただし、
どのRYT200でも働きながら受講しやすいわけではありません。
重要なのは、200時間をどのような形式・期間・スケジュールで学ぶteacher trainingなのかです。
Yoga Allianceでは現在、Registered Yoga School(RYS)が、100%対面、100%distance learning、または両者を組み合わせた形式でtrainingを提供することを認めています。RYS200では200時間のうち最低15%、つまり30時間以上を、講師と受講生が同じ時間に参加するsynchronous形式で行う必要があります。
そのため、働きながらRYT200を目指す場合は、
自分のペースで進められる学習
と
日時を確保する必要がある学習
を分けて考えると分かりやすくなります。
そもそもRYT200の「200時間」とは?
RYT200は、Yoga Allianceのteacher credentialです。
基本となるtraining requirementは、Yoga Allianceに登録されたRYS200で200時間のteacher trainingを修了することです。
RYS200では、
- Techniques, Training and Practice
- Anatomy and Physiology
- Yoga Humanities
- Professional Essentials
という4つのEducational Categoriesを中心に学びます。
したがって200時間すべてを、
「毎日ヨガポーズを練習する時間」
として考える必要はありません。
アーサナだけでなく、
解剖生理学
ヨガ哲学・歴史
指導方法
クラス設計
指導実習
などを含めたteacher training全体が200時間です。
RYT200そのものについては、
「RYT200とは?取得条件・学ぶ内容・Yoga Alliance登録まで解説【2026年版】」
をご覧ください。
働きながら学びやすくなった理由
以前のヨガteacher trainingでは、
毎週決まった曜日にスクールへ通う
あるいは、
長期間の集中trainingへ参加する
といった形式が中心でした。
しかし現在はdistance learningも正式なtraining形式として利用できるため、学び方の選択肢が増えています。Yoga AllianceはRYSに対して100%distance learningも認めていますが、RYS200では最低30時間のsynchronous trainingが必要です。
例えば、
録画・eラーニング
+
オンラインライブ授業
+
対面実技
という組み合わせも可能です。
働く人にとって重要なのは、「200時間を一度に確保する」のではなく、学習方法によって時間の使い方を分けられることです。
働きながらRYT200を学ぶ3つの方法
1.オンライン中心で学ぶ
自宅からtrainingへ参加する方法です。
通学時間がないため、
仕事前
仕事後
休日
などに学習時間を作りやすいことがメリットです。
録画教材やeラーニングであれば、自分の都合に合わせて進められることもあります。
一方、ライブ授業については決められた日時への参加が必要になります。
したがって「オンラインだから完全に自由」とは限りません。
オンラインRYT200について詳しくは、
「RYT200はオンラインで取得できる?Yoga Allianceの条件・メリット・注意点【2026年版】」
をご覧ください。
2.通学しながら学ぶ
週末や平日夜などにスクールへ通う形式です。
例えば、
土日のみ
毎週1回
月数回
などで進めるスクールがあります。
仕事の予定が比較的安定していて、
定期的に学習する方が自分には合っている
という人には通学型が向くことがあります。
一方、繁忙期・出張・シフト勤務などで毎週同じ曜日を確保するのが難しい人には負担になる場合があります。
3.オンライン+短期合宿で学ぶ
もう一つが、
知識学習を自宅で進め、実技を数日間の対面trainingで集中して学ぶ
方法です。
例えば、
解剖学・哲学・歴史・指導理論
→ eラーニング
アーサナ・観察・指導練習・模擬レッスン
→ 対面
というように学習方法を分けます。
毎週長期間通うことが難しくても、
数日間だけ休暇を確保する方が調整しやすい
という働き方の人には、この形式が合うことがあります。
ただし、短期合宿についても、
3日間だけ学べば200時間が終わる
という意味ではありません。
RYT200合宿については、
「RYT200合宿とは?メリット・デメリットとスクールの選び方【2026年版】」
をご覧ください。
働きながらRYT200を学ぶとき、一番大変なのは?
多くの場合、問題になるのは「能力」よりも時間管理です。
仕事をしながら、
200時間のtraining
自分自身のヨガ実践
課題
指導練習
を続ける必要があります。
特に注意したいのが、
「空いた時間にやろう」と考えすぎないこと
です。
仕事をしていると、実際には「空いた時間」がほとんど生まれないことがあります。
そこで、最初から、
火曜・木曜の夜は学習
土曜日午前はヨガ実践
日曜午後は課題
のように、学習時間を予定として先に確保する方が続けやすくなります。
平日は短く、休日に少し長く学ぶ
働きながら学ぶ場合、毎日数時間確保する必要があるとは限りません。
例えば、
平日
仕事後に、
動画を見る
教科書を読む
短い復習をする
など、比較的負担の小さい学習を行う。
休日
まとまった時間を使って、
アーサナ練習
レポート
シークエンス作成
指導練習
などに取り組む。
という分け方があります。
重要なのは、
1回にたくさん勉強することより、学習を長期間止めないこと
です。
忙しい週があっても問題ない?
トレーニングの受講期限に余裕があるのであれば、毎週まったく同じペースで学習する必要はありません。
例えば、
通常週
→ 少しずつ進める
繁忙期
→ 最低限の復習だけ
休日が多い週
→ 少し多めに進める
という調整も考えられます。
そのため、働く人がスクールを選ぶ場合には、
「1週間で何時間必要?」
だけでなく、
「受講期限内なら自分で進度を調整できる?」
を確認することが大切です。
働きながらRYT200を学ぶ人のスケジュール例
一例として、次のような組み方があります。
平日勤務の会社員
月
休み
火
帰宅後にeラーニング
水
ヨガ実践
木
eラーニング・復習
金
休み
土
少し長めの学習・課題
日
アーサナ・指導練習
毎日学習する必要はありません。
むしろ、
学習する日と休む日を最初から分ける
方が無理なく続けられることがあります。
シフト勤務でもRYT200は学べる?
可能ですが、スクール選びはより重要になります。
シフト勤務の場合、
毎週同じ曜日のライブ授業
が多いトレーニングだと参加しにくいことがあります。
確認したいのは、
録画教材の割合
ライブ授業の日程
欠席時の扱い
対面トレーニングの日程
受講期限
です。
特にYoga AllianceのRYS200には最低30時間のsynchronous trainingが必要なので、その30時間をいつ受けるのかは必ず確認した方がよいでしょう。
残業が多い人はオンラインだけを選ぶべき?
必ずしもそうではありません。
オンラインには移動時間がないというメリットがあります。
一方で、
「いつでもできる」
ことが、
「いつまでもやらない」
につながることもあります。
そのため、
自分で計画を立てられる人
→ eラーニングとの相性が良い
締切がないと後回しにしやすい人
→ 定期ライブ授業・通学との相性が良い
という違いがあります。
大切なのは、
最も自由なスクール
ではなく、
自分が最後まで学習を続けられるスクール
を選ぶことです。
働きながら学ぶ人がスクール選びで確認したい10項目
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 受講期間 | 自分の仕事状況で修了できるか |
| eラーニングの有無 | 空き時間に進められるか |
| 視聴可能時間 | 夜・早朝でも利用できるか |
| synchronous授業 | 固定日時への参加が必要か |
| 対面training | 何日間休みを取る必要があるか |
| 振替制度 | 仕事で参加できない場合の対応 |
| 課題量 | 受講時間以外の負担を確認 |
| 指導実習 | 教える練習を十分できるか |
| 質問方法 | 学習中の疑問を解決できるか |
| 受講期限 | 繁忙期があっても対応できるか |
「働きながらOK」という広告だけではなく、実際の学習スケジュールを確認することが重要です。
RYT200スクール全体の選び方については、
「RYT200スクールの選び方|後悔しないための12のチェックポイント【2026年版】」
をご覧ください。
「最短」「短期」だけで選ばない
働いていると、
できるだけ早く取得したい
と思うかもしれません。
しかしteacher trainingでは、早く終わること自体が最終目的ではありません。
Yoga AllianceもRYS200について、受講者が単に時間を修了したという理由だけで卒業させるのではなく、knowledge・skills・experienceを評価してから修了証を発行することを求めています。
したがって、
短い期間で終わる
ことより、
自分が理解・練習・振り返りを続けられる期間か
を重視した方がよいでしょう。
ヨガ初心者でも仕事と両立できる?
可能ですが、ヨガ経験が少ない場合にはteacher training以外に自分自身の実践時間も考えておく必要があります。
講義内容を理解するだけでなく、
実際にポーズを行う
呼吸法を練習する
ヨガクラスを受ける
などの経験も学習につながります。
そのため、
仕事+200時間training
だけではなく、
仕事+トレーニング+自分のヨガ実践
として時間を考えると現実的です。
初心者については、
「ヨガ初心者でもRYT200は取得できる?必要な経験・準備・スクール選び【2026年版】」
をご覧ください。
RYT200を取れば仕事を辞めてヨガインストラクターになる必要がある?
ありません。
RYT200を学ぶ人全員が、現在の仕事を辞めてヨガインストラクターへ転職するわけではありません。
日本では、ヨガ指導員を含むスポーツインストラクターについて、入職時に特定の学歴や資格が一律に必要とされているわけではありません。一方で、専門知識・指導技術・安全面への配慮などが必要とされています。
例えば、
会社員を続けながら週末だけ教える
本業を続けながらヨガを学ぶ
すぐには教えず、自分の学習としてRYT200を受講する
といった選択肢もあります。
「資格を取ったら仕事にしなければならない」と考える必要はありません。
ヨガインストラクターと資格については、
「ヨガインストラクターに資格は必要?資格なしでもなれる?【2026年版】」
をご覧ください。
仕事を辞めてからRYT200を取る方がいい?
仕事との両立が難しい状況であれば、その選択が必要な人もいるでしょう。
ただし、
RYT200を取るために仕事を辞める必要がある
わけではありません。
むしろRYT200取得後も必ずヨガを仕事にできるとは限らないため、
現在の仕事
収入
生活
トレーニング
を無理なく両立できる方法を検討する方が現実的です。
資格取得だけを理由に大きなキャリア変更を急ぐ必要はありません。
働きながら学ぶときに避けたい3つの考え方
「時間ができたら勉強する」
時間は自然には空かないことがあります。
最初に学習日を決めておきましょう。
「早く終わらせるほど良い」
teacher trainingは速度を競うものではありません。
理解・実践・指導練習の方が重要です。
「RYT200を取ればすぐ仕事にできる」
training修了と、実際に一定の質でクラスを担当できることは同じではありません。
修了後も実践・指導練習・フィードバック・継続学習が必要です。
働きながらRYT200を学ぶメリットもある
仕事と両立することは負担だけではありません。
むしろ、
RYT200以外の生活を維持しながら学べる
こと自体がメリットになる場合があります。
毎日の仕事や生活の中で、
学んだことを振り返る
少しずつ練習する
疑問を次の授業で確認する
という時間ができます。
短期間ですべてを詰め込むのではなく、
学ぶ → 日常へ戻る → 練習する → また学ぶ
というサイクルを作れることも、長期間学ぶメリットの一つです。
よくある質問
フルタイム勤務でもRYT200を学べますか?
可能です。ただしトレーニング形式、ライブ授業の日時、対面日程、受講期限などを確認してください。
平日はほとんど時間がありません
休日中心で学べるトレーニングもあります。ただしsynchronous授業や対面trainingなど、日時が指定される学習については事前確認が必要です。
eラーニングなら好きな時間だけで大丈夫ですか?
eラーニング部分は自分のペースで学べる場合がありますが、RYS200では最低30時間のsynchronous trainingが必要です。トレーニング全体が完全に自由時間という意味ではありません。
働きながら何か月くらいかかりますか?
スクールのトレーニング設計・受講期限・本人の学習ペースによって異なります。「○か月なら必ず取得できる」という共通基準はありません。
RYT200取得のために退職する必要がありますか?
ありません。仕事を続けながら学ぶ人もいます。資格取得後のキャリアも一つではありません。
合宿型なら休みは数日だけで大丈夫ですか?
対面部分については数日間の場合がありますが、RYT200全体にはそれ以外の学習もあります。「合宿日だけ空ければすべて修了できる」とは考えず、200時間全体のスケジュールを確認してください。
働きながらRYT200を学ぶ鍵は「自由さ」より「続けられる設計」
働きながらRYT200を学ぶことは可能です。
現在は、
オンライン
eラーニング
通学
短期対面トレーニング
などを組み合わせた学習方法があります。Yoga Allianceも、RYSに対して対面・distance learning・その組み合わせを認めています。
しかし重要なのは、
一番短い講座
でも、
一番自由な講座
でもありません。
自分の仕事や生活を考えたとき、
学習を続けられるか
決められた授業へ参加できるか
実技や指導練習の時間を確保できるか
受講期限内に無理なく修了できるか
を確認することが大切です。
働きながらRYT200を学ぶ場合、
「200時間をどう確保するか」ではなく、「200時間をどう生活の中に組み込むか」
と考えると、学習計画を立てやすくなります。
エクロールヨガで働きながらRYT200を学ぶ場合
エクロールヨガのRYT200では、eラーニングによる知識学習と、3日間の対面trainingを組み合わせています。
eラーニングでは、自宅から自分のスケジュールに合わせて学習を進め、対面では実技・指導練習・模擬レッスン・フィードバックなどに取り組みます。
毎週長期間通学するのが難しい方でも学びやすい設計ですが、RYT200全体の学習には一定の時間が必要です。仕事の予定や受講期限を確認したうえで、無理のない学習計画を立てることをおすすめします。